学園ニュースnews

2011.11.24

お茶の水女子大学園祭にてボランティア指圧



11月12日(土)・13日(日)、今年も文京区大塚にある「お茶の水女子大学」の徽音祭(学園祭)にてボランティア指圧を行いました。本校が徽音祭で指圧を行うのは、今年で3回目になります。一昨年、徽音祭実行委員の方が本校を訪れて「華やかなだけの学園祭ではなく、地域に根付いたかたちのものにしたい」ということで、指圧のボランティアを依頼されたことが始まりでした。

今年の徽音祭は両日とも11月らしいカラッとした秋晴れで、大学構内には多くの方が訪れていました。指圧開始前から期待に胸が高まります。指圧をする会場は本館120教室です。お揃いのポロシャツに着替えた学生・教員が集まりました。事前に椅子のセッティングやデモンストレーションを行うのですが、その時から教室の外には指圧を待つ方達の長い列ができています。今年で3回目の参加ということで徽音祭でのボランティア指圧もかなり浸透してきていることを実感できます。

そして定刻となり、指圧が始まりました。今年の学生の参加人数は2日間で77名、学生達も多くの方を指圧できるという喜びで張り切っています。昨年も指圧を受けに来てくださった方の姿も多く見かけました。嬉しい限りです。

2日間で計5時間指圧を行いましたが、指圧を待つ長い列はとうとう最後まで途切れることはありませんでした。その結果、2日間で指圧を受けていただいた方の数は、599名にも達しました。学生達も、指圧を一生懸命に施し、会話を楽しみながらのあっという間の時間だったようです。

本校の学生はボランティアの呼びかけに気持ちよく集まり、指圧を心から楽しみ、指圧を普及するという気持ちが大変強いことが特色です。このような学生達の気風がいつまでも続いていくことを教員として強く望んでいます。

最後に、来年もこの徽音祭に参加できますことを願っております。併せて、毎年細やかな準備と当日のお手伝いをしてくださる、徽音祭実行委員の皆さまに御礼を申し上げます。

(教務 黒沢純一)