学園ニュースnews

2017.12.19掲載

第6回オープンキャンパスを開催しました!


年の瀬も近くなった12月1日(金)、今年度6回目となるオープンキャンパスが開催されました。当日の東京の気温は最高気温10℃と冷え込んだ一日となりましたが、14人と多くの方々にご参加いただくことができました。

今回の卒業生の講演では、56期卒業の角本靖司先生にお話をいただきました。角本先生は卒業後に訪問マッサージ会社に勤務したのち、現在はご自身で訪問マッサージ事業を立ち上げられています。実は角本先生と私は1期違いの入学であり、今回のような学校説明会で入学前の角本先生を私が指圧したという淡い思い出が存在します。昼間部と夜間部同士ではありましたが、共に指圧研究会に所属していたことから言葉を交わすことも多く、角本先生の熱意と男気に刺激を受けることもしばしばでした。そんな角本先生が今度は壇上から見学者の方々に講演を行うのを見て、非常に感慨深く思いました。

講演は卒後の進路も含めた訪問マッサージ業務についてのお話でした。国家資格を取得するからこそ様々な業務の選択肢が増え、1つの業種にこだわらずに、自分らしい自由なライフスタイルを確立できるという観点は私にはなかったもので、あん摩マッサージ指圧師の可能性の広がりを感じることができました。学生時代と変わらず大変熱意をもって語る角本先生の姿に、参加者の方々も真剣な眼差しをもって講演に聞き入っていたのが印象的でした。

後半は毎回アンケートでもご好評をいただいている恒例の指圧体験です。今回は少し趣向を変えて、修練会という指圧の練習会の教室に加わっていただき、指圧を受けてもらいました。実技試験前の時期ということもあり、会場は多くの生徒に溢れ大変な活気に包まれていました。参加者の方々にも学生たちの熱意を感じていただけたようで、勉学面や学校生活に向けての不安など、様々なかたちで活発な意見交換が行われておりました。

角本先生はキャンパスツアーのあとの個別質問まで時間を作ってくださいました。講演で語りきれなかったあん摩マッサージ指圧師の仕事の面白さを、残った参加者の方々に熱くお話される角本先生の姿をみて、相変わらずの男気だな、と感動したことを覚えています。そして、在校生や卒業生の母心によるつながりでオープンキャンパスは成り立っているということを、改めて実感しました。

今年度のオープンキャンパスは次回2018年1月13日(土)開催が最後となります!そのほか個別相談会は2018年2月27日(火)開催、学校見学は随時受付けておりますので、少しでも本校にご興味をお持ちの方はお気軽にお申込みいただければと思います。皆様にお会いできる日をお待ちしております。

(教務:大木慎平)