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2018.3.13

フランス、スイスより来校の2名様に実技講習を実施




2月26日〜3月2日の5日間、西フランスよりFabienne Marest(ファビエンヌ・マレスト)さん、スイスよりCamille Meyer(カミーユ・メイエール)さんが浪越指圧実技受講のため来校されました。

ファビエンヌさんは1年半前から、フランスで指圧治療院を開業しており、主に40代から50代のサラリーマンに対して、腰痛やストレス解消の治療を行なっています。ベッドではなく床に布団を敷いて施術しているそうです。「本場の指圧を体験したい!」という強い思いを持たれての参加です。

カミーユさんは現在、スイスのエステ店でオイルマッサージをされていますが、近々他の治療院に移られるそうで、今まで習ってきた施術に指圧を加えることでさらなる治療の効果を上げたいと思っていらっしゃいます。

今回講習担当は治療部員の嶋崎文利先生が行い、通訳はダニエル・メニニ氏が務めました。講習は『浪越指圧・基本実技』のテキストを用いて、基本的な指の使い方からスタートしました。

お二人共に、指圧の予習と復習をしっかりされており、講習中も各部位の圧の方向、指標にする骨と筋肉に対する質問などが飛び交い、有意義な講習となりました。

講習後、「本場の浪越指圧を習えて良かった。正しい指の使い方、正しい姿勢など今までここまで詳しく勉強していなかったので、とても参考になりました。」、「一点一点丁寧に圧すことは素晴らしいことだと思いました。是非、今後の治療に取り入れたいと思います。」と感想を述べられ、大変喜んでいただけました。

今後は、お二人の母国フランス、スイスにおいて、治療に指圧を取り入れ、浪越指圧を広めていって頂きたいと思います。

(治療部:横塚秀樹)