学園ニュースnews

2011.3.31

第10回ハワイ解剖研修




平成22年度も3月17日~23日までハワイ解剖学研修旅行が実施されました。今回で10回目になります。本校からの教職員を含めた63名に加え、ハワイのAisen Shiatsu School の因泥文彦先生とその教職員6名、スペインの日西指圧学院校長の小野田茂先生と教職員3名、カナダ指圧カレッジ校長の池永清先生を加えた、総勢73名での参加でした。

ハワイへ到着し、暖かい爽やかな風を感じ、これからの研修に対する期待で胸が高鳴ります。

まずはバスで市内を観光しながらホノルル市にあるクアキニ病院に移動。ここでは恒例のボランティア指圧が行われ、300人を超える病院のスタッフの方や患者様が指圧を受けに来られました。外国の方への指圧に学生も最初は緊張している様子でしたが、徐々に慣れてくると本領発揮。自ら話しかけながらお互い笑顔で施術を終えていきます。指圧が世界共通だという事が実感できた瞬間ではないでしょうか。

そして今回のメインであるハワイ大学で行われた解剖研修。ロザノフ教授を始めとする8名の先生に熱の入ったご指導をいただき、学生は今まで教科書などの2次元でしか学べなかった解剖を実際に眼で見て、手で感じて大いに刺激を受けた様子でした。学生からも構造的な内容から臨床的な内容まで積極的に質問していました。今回の経験によってさらに指圧や各科目の授業に対する取り組み方が変わってくるだろうと確信しています。

解剖研修が終わると楽しみにしていた自由時間。ツアーに参加したり、海で泳いだり、ハワイアンな食事を堪能したり。残り時間を惜しみながら、各々がハワイを満喫していました。

帰りの学生の表情は非常に充実した様子で、新たな課題に挑戦するべく来年の研修にも意欲的に取り組みたいという声が多く、笑顔がすばらしかったです。