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2013.4.12

第12回 ハワイ大学解剖実習研修 [体験記]

3月14日から20日までハワイ大学解剖実習に参加しました。私は去年に引き続き2度目の参加でした。

成田空港を出発し、空路7時間。ホノルル空港へ。ホノルル空港では現地のスタッフの方からレイの歓迎をいただき観光へ。日立の木で有名なモアナルアガーデンへ。そのあとヌアヌパリの展望台へ。普段、強風で有名なこの場所ですが今年は天気が悪く無風状態。そんな状態が珍しいと現地のガイドさんからお話がありました。そんな珍しい状態に出くわした私達はある意味幸せだったのかもしれません。

2日目と5日目は自由時間。参加者全員思い思いの時間を過ごしました。私は3つのオプショナルツアーに参加しました。パワースポットを回るコース。ノースショアに行くコース。夜景の綺麗なタンタラスの丘に行くコースです。どのコースもハワイを満喫。ちょっと天気が悪かったのが残念でしたが、楽しい時間を過ごす事ができました。

そんな中でも、今年ハワイにいって一番良かったと思ったのは、2日目の夜に、昨年出会ったハワイ在住の方と再会する事が出来たことでした。去年ハワイから帰国してからも、連絡を取り続けていましたが、まさか再会できるとは。一緒に再会の乾杯を…。オコレマルナ!!!(ハワイ語で乾杯の意味だそうです)


3日目、4日目は解剖実習。4つのグループにわかれての実習となりました。ただ解剖をするだけではなくハワイ大学の日本人スタッフの方からの講義もあり、より解剖学を理解する事が出来ました。また、今年は参加人数が例年より少なかった為に一人一人がご献体に触れられる時間も長くより深く人体の構造を知る事ができました。

私達をご指導くださいましたハワイ大学のラザノフ教授はじめスタッフの皆様そして、なによりもご献体してくださった方に感謝申しあげます。今回の解剖実習を自分の中で実りあるものにし、これからの勉強にさらに精進していきたいと思いました。

2回のハワイ研修に参加して解剖学の知識が増える。というのもすばらしい事ですが、もうひとつ増えるものがあります。それは「友達」です。ハワイに一緒に行く事で昼間部と夜間部の交流ができ、今まで知り合いだった人の知り合いが友達になり、というようにどんどん知り合いが増えてきます。また、先輩後輩の垣根を越えてショッピングに出かけたり、部屋に集まってお酒を飲んだり・・・。

今回のツアーでも、友達を増やして帰ってくることが出来ました。友達といっても、ただの友達ではありません。同じ指圧師を目指す仲間です。生涯の友を得ることができるのもこのハワイ研修の良い所だと思います。

来年も是非行きたいと思っています。そして、学校の皆勤とともにハワイ研修皆勤も目指せたらと思います。

(3年D組 松室康子)