学園ニュースnews

2011.12.20

卒業認定実技試験が実施されました



12月6日(火)、本校第53期生卒業認定実技試験が実施されました。 この認定試験は、三年生の指圧実技の実力が卒業のレベルに値するかどうかを判定するものです。もしこの認定試験で落第点を取ってしまうと卒業出来ないという、とても大切な認定試験です。

昼間部は午前9時から、夜間部は午後6時から、独特の緊張感を漂わせながら開始されました。一人の試験時間は8分と短いもので、8分の持ち時間で二回、二人の先生に実際に指圧を施して判定されるというものです。ここで指圧の基本である垂直圧、持続、集中が出来ているか。浪越式基本指圧をきちっと習得しているか、が問われます。

また、この試験中に口頭試問も行われます。学生たちは緊張の面持ちの中一生懸命指圧をしていました。口頭試問では緊張のあまり、珍解答が飛び出したりと、冷や冷やする場面もありました。

基本の大切さを改めて認識できる良い機会になった事と思います。我が校のスローガンにある「母ごころ」を胸に刻んで、思いやりの心、誠実さ、優しさ、素直な心を持って羽ばたいて行って欲しいと思います。

三年生の皆さんお疲れ様でした。基本をいつまでも忘れず、何かにつまずき、迷ったら基本を思い出し、指圧道に精進して下さい!