学園ニュースnews

2016.12.26

フランスより指圧実技講習のために来校されました



12月14日から12月16日までの3日間、フランスからヴァレリー・モレルさんが指圧実技講習を受けに来校されました。

ヴァレリーさんは、8年前に理学療法士の資格を取り、その後オステオパシーの資格も取得、現在は病院内に勤務しており、主に女性患者中心にリハビリ等を行っています。

講師に浪越雄二先生、治療部の横塚、サポートに長濵先生、新村先生の4名が講師を、通訳はダニエル・メニニ先生が務めました。

講習内容は1日目、基本的な指の使い方・姿勢・伏臥位、2日目、仰臥位・上肢・下肢、3日目、腹部・横臥位の全身指圧を行いました。

ヴァレリーさんは、女性疾患、腰痛に対応した指圧を自分の治療に取り入れようと真剣に講習を受けられていました。伏臥位に興味を持ち肩甲下部、浪越圧点を熱心に練習していました。また、子宮内膜症に対して有効な指圧療法について質問があり、「下肢の血流が悪くなるため下肢を多めに施術すると効果がある、腹部と鼡径部は少し弱めに圧した方が良いです」とアドバイスしました。

今回の講習を治療に取り入れてフランスで浪越指圧を広めて頂きたいと思います。

(治療部:横塚)