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2018.6.6掲載

4月27日 第1回オープンキャンパス






本年度第1回目のオープンキャンパスは、あしすとリハビリマッサージ院院長の河北剛先生にお越しいただき、お話頂きました。

河北先生は柔道整復師、はり師、きゅう師の国家免許を持ち、整骨院を開業されながら本校夜間部に通われた方です。骨折をきっかけに寝たきりになり、来院できなくなった患者さんの様子を見に行って、ご本人やご家族の変貌ぶりに、寝たきりや介護の現状を思い知らされたそうです。

何かできることはないか、介護保険では訪問マッサージというものがある!それがあん摩マッサージ指圧師免許取得のきっかけでした。日本指圧専門学校に入学する前に訪問マッサージ業務を始め、自らも積極的に関わりたいという気持ちから入学されました。

訪問マッサージとは寝たきりや自力歩行か困難な方のご自宅や老人施設などにお伺いしてリハビリやマッサージを行うのですが、医療保険(健康保険)の対象です。需要が多く、やりがいもあるそうです。

そして、ビジネスとしても魅力的だということを強く仰っていました。河北先生の院では本校卒業生を雇って頂いております。希望者には2年を目途に、独り立ちできるよう指導を行ってくれています。昨年も1人独立して頑張っています。

ある参加者は、「まさに私が聞きたかったお話でした!」と興奮を隠されませんでした。後日、メールもいただいたほどです。訪問マッサージはあん摩マッサージ指圧師が携わることのできる仕事の一つであり、他の道ももちろん開かれています。ぜひ、オープンキャンパスや学校見学などにお越しいただき、直接お話しましょう。

河北先生のお話の後は指圧体験をして頂きました。現役の学生さんにも協力して頂きます。じつはこの協力してくれる学生さんも、かつてはオープンキャンパスに参加して入学を決めた、なんて方も結構います。肩が軽くなった、姿勢が良くなった、腰が楽です、など好評でした。

指圧は見ると簡単そうだな~と思い、受けると気持ち良いな~と思いますが、やってみるとうまくいかないのです。入学して一緒に練習する日を楽しみにしております!

(教務:渡邉和雄)