2023年3月 完成!
日本指圧専門学校の
新しい校舎
日本指圧専門学校の
新しい校舎
1968年より長きにわたって本校の歴史を築いてきた伝通院前の校舎が、2023年3月27日に生まれ変わりました!
新しい校舎で、より活気ある学校のコミュニティと、より充実した教育を作り上げてまいります。新しい校舎と、新たな浪越学園に、ぜひご期待ください。
50年、100年先を見据えて。
浪越学園らしい、
賑やかで暖かな学びの場へ
伝通院前の校舎は“新校舎”として1968年に竣工しました。学生の皆さんに大切に使っていただいたおかげで、本年7月で55歳を迎えました。
人間に例えれば、まだまだ折り返し地点を過ぎたあたりですが、老朽化が進んでいたのはご存じの通りです。
また、2013年には新たに校舎を竣工し、校舎二棟を所有することになりました。勉学に適した環境は提供できました。その反面、クラスメイト以外の人と顔を合わせる機会が減ってしまったなど交流という面では少なくなったように感じていました。
校舎一棟の時代は、良い意味で雑然とした雰囲気がありました。登校すれば多くの人と会い、挨拶をする。会話をするようになる。賑やかでした。
この度、伝通院前の校舎を建替え、二棟の校舎を一棟にします。
創始者・浪越徳治郎が指圧発祥の地として選んだこの土地で、50年先、100年先まで歴史を繋いでいくと決断しました。
毎日多くの人と顔を合わせるようになります。まずは、 お互いに挨拶をしましょう。快適に楽しい学生生活を送ってもらえることが私の願いです。
理事長 浪越和民
フロア概要
所在地 〒112-0002
東京都文京区小石川2丁目15−6
設計者より
本校舎コンセプト
場所の特性
文京区小石川の高台、春日通りから伝通院前通りへ入った敷地は静かで落ち着いた環境にあり、名刹傳通院の存在が歴史的特性を形成しています。周辺は教育施設が多く、文化の香りが高い特性があります。様々な学生や教師が出会い交流し、地域の人々との交流や文化活動を育み、新しい発見を誘発する学習環境の創造を目指して、「和」と「交流」をテーマにしました。
計画とデザイン
屋根形状に勾配屋根を採用し伝通院前通りに向かって御辞儀するような形として建物の圧迫感の軽減を図りました。屋根下にある4階の教室はアール天井として開放感のある空間としました。
外壁の仕上は粗面のタイルをベースにして、時が経つにしたがって趣が増していく素材を選びました。エントランスには西日を遮る木ルーバーをゲート状に配置し、ファサードを引き立てました。
インフォメーションを備えた1階の交流ラウンジは、仕上に左官等を用いて落ち着いた雰囲気をつくり、学校の歴史を伝えていくギャラリーコーナーを併設しました。
眺望が良い立地条件を生かし、ホールと一体利用が可能な交流テラスを4階に設けました。
地域の祭り等イベント開催時に人々が集い活用可能な駐車場兼交流広場を伝通院前通りに面して設けました。学生や近所の幼児に親しまれてきた池は接道した位置に新たに計画し、周囲に緑地やベンチを設けて学校の関係者だけでなく地域の人々と共に親しめるようにしました。
学校の創始者である浪越徳治郎氏の意思を継承し学園の未来の発展に寄与すると共に、学校の存在が周辺環境をより良いものにしていくように考えました。
樋口英輔建築設計事務所 樋口英輔
浪越学園運営
浪越指圧治療センターも
リニューアルオープンしました!
本校舎の改築に合わせて、浪越指圧治療センターも1階にリニューアルオープンしました。これまでの指圧施術のクオリティはそのままに、新たな設備で皆様をお迎えしています。ぜひお越しください。